ファッションにおいて靴選びはその人の印象を大きく左右します。
特に50代の男性にとって、適切な靴はスタイルを格上げする重要な要素です。
この記事では、50代男性にふさわしいおすすめの靴5選と、避けた方が良い靴の種類について詳しくご紹介します。
年齢を重ねるごとに、足の形やサイズも変わります。
だからこそ、見た目だけでなく快適さも兼ね備えた靴を選ぶことが大切です!
この記事を参考に、あなたにとって最適な靴を見つけて、毎日をもっと楽しく、もっと自信を持って過ごしましょう!
50代の大人男性に似合う靴 / 第1弾:ブラック系のスニーカー
靴選びにおいて、50代の男性にぴったりのスタイルとして、まずおすすめするのはブラック系のスニーカーです。この年齢層には、カジュアルよりも少し格式があり、高品質で見た目にも重厚感のあるスニーカーや革靴が特に似合います。
特に、黒系のレザースニーカーは、大人の魅力を引き立て、洗練された印象を与えます。
若い世代であればフレッシュな雰囲気でカジュアルなアイテムも上手く着こなせるかもしれませんが、年齢と共にそのフレッシュさが薄れがちです。
そのため、素材の質感やデザインの良さで、これを補うことが重要です。40代後半から50代になると、清潔感や爽やかさは減少しがちですが、その代わりに深みのある重厚感や大人っぽさが増し、上質で洗練されたアイテムとの相性が良くなります。
ブラック系スニーカーには様々なバリエーションがありますが、個人的にはアッパーが黒でソールが白いものが特に取り入れやすいと感じています。
オールブラックのデザインはミニマルで足を長く見せる効果はありますが、あまりにもシンプル過ぎて個性が失われがちです。
一方、二色を使ったデザインはシンプルすぎず、多様なスタイルに合わせやすいのです。
さらに、ブラック系レザースニーカーは汚れにくく、革靴のような洗練された雰囲気を持っているため、幅広いスタイルにマッチします。
例えば、デニムやブラック、グレー、オリーブ、ホワイトのパンツなど、多様なボトムスとの組み合わせが可能です。
そのため、この種のスニーカーはとても便利で、日常から特別な場まで幅広く活用できるでしょう。
このスニーカーは、本物の革の質感が素晴らしく、ソールも少し厚めに設計されているため、スタイリッシュに見える効果があります。
全体的に非常に調和の取れたデザインだと感じます。
50代の大人男性に似合う靴 / 第2弾:白系のレザースニーカー
一方、少し難しい点があるとすれば、こちらのイラストで示されているような、非常に洗練されたデザインのブラック系スニーカーです。
このタイプは、ソールが全体的に黒く、先端が尖っていることに加えて、革靴を思わせるデザインが特徴です。
その上品な見た目は魅力的ですが、50代以上の男性が選ぶと、ややドレッシーすぎてカジュアルな装いとは馴染みにくく、場合によっては少し古く見えがちです。
見た目は魅力的ですが、普段着とのマッチングを考えると、もう少しカジュアルなスタイルの方が扱いやすいと感じます。
次に新しいスニーカーを選ぶ際は、もっとシンプルで若々しさを保ちつつ、大人の洗練さも感じられるレザースニーカーを選ぶことをおすすめします。
このようなブラック系スニーカーは、多くの場面で活躍すること間違いなしです!
50代の大人男性が似合う靴/その②:白系のレザースニーカー
次にご紹介するのは、50代の男性にぴったりな白いレザースニーカーです。
このアイテムは、間違いなく必需品と言えるでしょう。
私自身、様々な白いレザースニーカーを所有しており、日常のファッションに応じて使い分けています。
その中でも頻繁に選ばれるのは、デザイン性に富んだジャーマントレーナーです。
これには、スエード素材の使用や、ミリタリー風のずんぐりしたフォルムが特徴です。
一方、オールスターカップは、レザー製のアッパーが特徴で、ジャーマントレーナーに比べると、より洗練された大人の雰囲気を放っています。
また、アウールの白いレザースニーカーは、同じくブラックバージョンと同様に、ドレッシーな印象がありますが、カジュアル感が少なくなりがちです。これらはビジネスカジュアルやフォーマルなシーンにも適しており、上品な仕上がりとなっています。
50代の男性には、ミリタリー風のジャーマントレーナーや、より洗練されたオールスターカップ、アウールのデバイス1のようなスニーカーが似合います。ただし、ジャーマントレーナーのような少し荒々しいデザインは、失敗すると古くさい印象になることがあるため、注意が必要です。
特におすすめしたいのは、ユナイテッドアローズが展開するアーロンのオックスフォードスニーカーです。
これは、ドレッシーなレザースニーカーで、シルエットが美しく、ちょうど良いバランスのライトグレーカラーが魅力です。このスニーカーは価格が高いですが、その品質とデザインは大人の装いに最適です。
このアーロンのオックスフォードスニーカーは、ブラックとホワイトのソールを選べるなど、カラーバリエーションも豊富です。レザーの質感が素晴らしく、どの色を選んでも失敗はありません。
最近は休日でもレザーシューズよりカジュアルなスニーカーを選ぶ人が多く、その中でもこのような上品で洗練されたスニーカーは非常に便利です。
ビジネスカジュアルなスタイリングにも適しているため、是非チェックしてみてください。
NGな靴その②
一方で、私があまりお勧めしないタイプの白いスニーカーもあります。
特に休日によく見かけるのですが、基本は白色で、イラストのようにトリコロールのカラーや少しキュートなデザインが施されています。
見た目は一見洒落ているように感じるかもしれませんが、実は少し地味に見えることもあります。そういう時に色彩が加わっていると、多くの人にとって魅力的に映ることがあります。
実際、このようなデザインのスニーカーはよく売れることがありますが、カジュアル過ぎたり幼く見えたりする要素が含まれているため、50代以降の男性が履くと不釣り合いになることがあります。
熟年の男性が若々しく見えがちな装いに「可愛い」感じの靴を合わせると、そのアンバランスさが上手く馴染まないことが多いです。
50代を過ぎたら、より質感が高く、シンプルで洗練されたデザインのスニーカーを選ぶ方が、スタイルをより引き立てやすいです。
したがって、少しキュートなデザインのスニーカーは避け、クラシックな白いレザースニーカーを選ぶことをお勧めします。
これらのスニーカーは、洗練された大人の装いにぴったり合います!
50代の大人男性が似合う靴/その③:オンのスニーカー
次にご紹介するのは、オンのスニーカー、「クラウド5」モデルです。
これまで私が取り上げてきたブラックやホワイトのレザースニーカーは、見た目の美しさに焦点を当てていますが、快適な履き心地を求める方には、別のオプションも考える必要があるかもしれません。
これまでの紹介では、デザインの美しさや全体的な雰囲気を重視していましたが、履き心地にも優れたスニーカーを求めている方々には、「オンのクラウド5」がおすすめです。
ニューバランスやアシックスのようなブランドも私は個人的に好きですが、そのデザインは非常にカジュアルで、50代以降の方には少々合わないかもしれません。
特にニューバランスは、以前から「おじさんのウォーキングシューズ」というイメージがあり、その古い印象に合わせると、ファッショナブルに見えるかどうかが分かりにくくなることがあります。
そこで選んだのがオンの「クラウド5」です。
このモデルは、近年非常に人気が高まっており、スポーティーすぎないミニマルなデザインで、ランニングシューズとしてだけでなく、街中で履くにも適しています。
創立からまだ数十年という新しいブランドであるオンは、伝統的なランニングシューズと比べても、デザインが抑えられていて、多くのセレクトショップで取り扱われています。
そのため、既に多くの方がこのスニーカーを取り入れているかもしれません。
NGな靴その③
今回取り上げたいのは、50代の大人の男性にはあまりお勧めしないタイプのスニーカーです。
特に、その中でも「走り出せそうな」外観の、スポーティーなランニングシューズが該当します。
これらはしばしばブラックを基調に、鮮やかな蛍光色が使われているものが多いです。ランニングシューズは通常、目を引くカラフルなデザインが多いのですが、その中でオンのクラウド5は色のバリエーションが豊富で、シンプルなブラック単色も選べるため、比較的使い勝手が良いと思います。
特に、オールブラックのモデルは非常に使いやすく、先ほど言及したブラックレザースニーカーのように、アッパーがブラックでソールがホワイトのデザインも提案しましたが、その理由はシンプルなアッパーのデザインに少し色のアクセントを加えることでバランスが良くなるからです。
オンのスニーカーは、アッパーのデザインがミニマルでありながら、ランニングシューズ特有のデザイン要素があるため、ソールもブラックで統一しても退屈には見えません。そのため、オールブラックでも良い選択だと思います。
また、ブラックのアッパーにホワイトのソールという配色もありますので、好みに応じて選べます。ランニングシューズ特有の履き心地の良さとデザインのシャープさは、オンの新しいブランドの特徴であり、これによって若々しさや現代的な雰囲気も表現できます。これは50代以降の男性が選ぶスニーカーとしては意外と良い選択かもしれません。
私自身、スタイリングで時々オンのスニーカーを使用しますが、ニューバランスの特有のカジュアルな雰囲気も魅力的で、これにもその独自の素晴らしい魅力があります。本当にファッションを楽しむ方であれば、ニューバランスを選ぶのも一つの選択肢です。
しかし、より広い層からの理解を得たい場合は、オンのクラウド5は間違いのない選択だと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
50代の大人男性が似合う靴/その④:ローファー
これまで紹介してきたカジュアルなスニーカーから一転して、もう少しフォーマルな雰囲気の革靴をご紹介したいと思います。特に推薦するのは、ローファーです。
ローファーはその使い勝手の良さと履き心地の良さで知られており、靴ひもを結ぶ必要がないため、非常に手軽に履ける点が魅力です。
ローファーは、革靴の中でも比較的カジュアルな印象を与えるアイテムで、特に紐がないため非常にスムーズに履けます。
現在のトレンドがカジュアルなスタイルに移行している中で、たとえばセットアップなど少しリラックスした服装にもローファーは非常によく合います。このような状況では、よりフォーマルなシューズよりもローファーが適していると言えます。
ただし、ローファーにも履き心地において挑戦的な面があることは事実です。
私自身も最近、ある結婚式にローファーを履いて出席しましたが、若干の硬さを感じました。
しかし、これは私が以前に購入したものであり、今では革靴の技術も進化しており、はるかに履きやすい製品が市場に出ています。
ここで紹介したいのは、ビューティ&ユースで取り扱われている「オールタイムシューズスリムローファー」です。
このモデルは非常にバランスが取れたデザインで、シンプルでありながら洗練された外観を持っています。
シンプルなデザインはしばしば高い素材の質感や製造の品質で評価されますが、安価な製品には難しい部分です。
そのため、シンプルで上品なローファーは大人の雰囲気に合わせやすく、スタイルを選ばない使い勝手の良さを持っています。
シルエットに関しても、アメリカンスタイルのローファーよりも丸みを帯びたデザインや、イタリアンスタイルのようなシャープなデザインとは異なり、適度に丸みを帯びた先端が特徴です。この中間的なデザインは非常にバランスが取れており、多くの着こなしにマッチします。
また、このローファーは撥水性も備えており、急な雨にも対応できます。ソール部分も快適で、長時間履いていても疲れにくいという利点があります。このような点も含め、素材の質感や歩き心地が良く、カジュアルからフォーマルまで幅広く対応できるため、大人世代にはぴったりの選択と言えるでしょう。
NGな靴その④
また、あまりお勧めできない靴として挙げたいのが、スニーカーと革靴の中間に位置するスリッポンタイプの靴です。この種の靴はビジネスシーンでも見かけることがあり、カジュアルな場面での使用も一般的です。
ローファーのように紐がなく手軽に履ける利点はありますが、このスタイルはしばしば「おじさん靴」と見なされがちです。もし所有している場合は、オンオフ問わず、これを手放すことをお勧めします。
多くの靴屋で取り扱いのあるこのタイプの靴は、デザインよりも履き心地や機能性に重点を置いた商品が多いため、ファッションとの相性が良くないことがしばしばです。
たとえ全体のファッションが整っていても、この種の靴を選んでしまうと、その瞬間に全体の印象が落ちてしまうほどです。ウォーキングに適した快適さを持つこのタイプの靴は、避けるべきで、代わりに伝統的なローファーを選ぶことで、ファッションミスを防ぐことができます。
50代の大人男性が似合う靴/その⑤:ビルケンシュトックのサンダル
50代の成熟した世代にとって、どのようなサンダルを選ぶべきかは少し悩ましい問題です。実際のところ、サンダルを避けて、より大人っぽく、洗練された靴を選ぶのも一つの良い選択だと思います。
サンダルは開放的すぎて、足の指が見えるだけでかなりカジュアルな印象を与え、エレガントさが損なわれがちです。
しかし、夏の暑さを考えると、「もうスニーカーは暑くて履けない!」と感じる方も多いでしょう。
実際、私も50代になったらサンダルを履くことが増えると思います。
おすすめするサンダルとしては、大人にとっての定番、ビルケンシュトックがあります。ビルケンシュトックは様々なモデルがありますが、特に「チューリヒ」モデルは、甲をしっかりカバーして足の露出を抑えるデザインで、大人の男性に非常に似合います。
このサンダルは、つま先は見えますが、甲の部分がしっかりカバーされており、ダブルモンクシューズのようなデザイン要素を含むため、スタイリッシュでお勧めできます。ビルケンシュトックは幅広い世代に認知されており、王道のブランドとして、大人にふさわしい選択と言えます。
また、スニーカーとサンダルの中間に位置するアイテムとしては、リビエラのエスパドリーユも良い選択です。
これはスリッポンタイプのスニーカーで、メッシュ素材が涼しく、履き心地も良いです。かかとを踏んで履くこともできるので、夏場に特に適しています。
サンダルとは少し異なるかもしれませんが、ビルケンシュトックのサンダルやリビエラのエスパドリーユなど、これらの選択肢は間違いなく安心できるものです。
NGな靴その⑤
一方で、避けた方が良いサンダルの例として挙げたいのは、スポーティーなサンダルです。
これらは着脱が簡単で、近くの店までの短い距離なら問題ありませんが、洗練されたファッションには不向きです。このタイプのサンダルは、カジュアル過ぎて成熟した大人のスタイルには合わないことが多いです。
確かに、一部のスポーティーなサンダルは有名ブランドとのコラボレーションによってスタイリッシュにアップデートされていることもありますが、それでも基本的にはカジュアルすぎるため、公共の場ではなく、あくまで近所への短い出かけに留めるべきです。
そのため、大人の装いにはビルケンシュトックやエスパドリーユのような選択肢が適しています。これらはスタイルと快適さを兼ね備え、ファッションとしても高い評価を得ているため、優先して選ぶ価値があります。これらのオプションをぜひチェックしてみてください。
まとめ
この記事では、50代の男性にとって不適切な靴を避けるために、特定の5種類のシューズを紹介しました。
ここで、改めて推奨する靴のリストをお伝えしました!
- ブラックのレザースニーカー
- ホワイトのレザースニーカー
- オンのスニーカー
- ローファー
- ビルケンシュトックやエスパドリーユのサンダル
これらを持っていれば、ほとんどの場面で問題ないはずですので、この記事を参考にしながら、もしご自身のクローゼットにNGとされるアイテムがあれば、この機会に整理してみることをお勧めします。
何か気に入ったアイテムがあれば、新たに購入してみるのも良いでしょう。なかなか、どの靴が適しているか、どの靴が避けるべきかについて詳しく語られることは少ないので、今回の情報が皆さんの靴選びに役立つことを願っています。